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続・80’sのひとり事

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン


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オープニングのアニメーションがとてもお洒落で、音もお洒落。この時点で自分のイメージしているスピルバーグらしさは微塵もない。そしてトム・ハンクス演じる刑事がフランスで、地元警察に発音で苦戦しているシーンから始まるのだが、直ぐに〝ポパイ・ドイル〟を思い出した。

ディカプリオ演じるフランクとハンクス演じるカールの関係はまるで、アニメのルパンと銭形の世界観。互いに心通ずるものがあり、追いかけっこを何処かで楽しんでいる雰囲気があった。

クリストファー・ウォーケン、マーティン・シーン共に渋い役所で脇を固めているのも昔からの映画ファンには見応えがあるだろう。特にディカプリオの父演じるウォーケンは「男どうしだけに分かりあえる父親」を見事に演じており、拍手ものでした。

フランク逮捕後、FBIに入るのは仰天物でしたが、フランクが裏切りそうになるも、「月曜には戻ってくるさ」とくるりと背を向けるカール。その月曜になってフランクが現れるかハラハラするカールの心の描写が一番グッと来た場面でした。

ラストのテロップで、その後のフランクとカールが書かれていたのだが、一緒に見ていた家人が「フランクの家族は子供が3人もおるけど、お父さんが詐欺師やったって知ってるんかね?」と問われた時には、自分にはない視点での疑問に驚きました。

ディカプリオはあまり好きじゃなく、トム・ハンクスも可も不可もなく。スピルバーグも然りな自分でしたので、この映画でかなりお三方の見る目が変わりました。特にディカプリオは何故、あんなに人気があるのか理解出来ませんでしたが、少なくともこの映画でのディカプリオは格好良かったです。逆にスピルバーグに関して今までのSFイメージだけは僕の中で脱却出来ました。初期作品と売れてきてからの作風があまりに違っていたもんで・・・

koolhand

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