fc2ブログ
映画

スティーブ・マックイーンの全て

78934bc670ecbb8da6166ba2c835ffea.jpg
いや、もう悶絶物です。格好良過ぎです。以上!

これで終わらせたいぐらいな内容でしたが、少しだけ感想を。フランクシナトラと共演している事を知らなかったのか、忘れていたのか、とにかく驚きでした。その共演した映画、「戦曇」が見たくなったが、これ、何て読むんだろ?

荒野の7人での逸話、ユル・ブリンナーとマックイーンが犬猿の仲だったとは。シンシナティ・キッドでの最後の台詞、「だが私がいる限り、お前は二番だ」は、完膚なまでに打ちのめされる言葉で痺れる。やはり名作中の名作だ。ブリットで共演した俳優、ドン・ゴードンがコメントしているのが見ていて嬉しかったが、同時にコメントをした、ロバート・ボーンがブリットはストーリーのない映画と言い放ったのには笑えました。自分の感性も確かなもんだと認識も出来ましたし。ブリットは名作と呼ぶにはやはりキツイですね。

スターになってからの転落振りも彼ならでは。暴力、ドラッグ、浮気と。特に女性関係が派手になり、ついに栄光のル・マンでは、育ての親、ジョン・スタージェス監督からも見捨てられてしまいます。戦雲で見出され、荒野の7人、大脱走とコンビを組んでいただけに残念な結果ですが、元々がジョン・スタージェス監督作になる予定だったのがもっとも驚きでした。

しかし、ゲッタウェイ、パピヨンで完全復活。コメントで気づいたのだが、ドン・ゴードンはパピヨンでも共演していました。これも言われれば気づきましたが、驚きでした。ラスト作、ハンターでは何と荒野の7人以来のイーライ・ウォラックと共演。これも嬉しい共演だったとウォラックが語っていました。自分が初めてマックイーンの作品を劇場で見たのもハンターだったので、何とも言えない熱いものが込み上げてきました。

彼が荒野の7人、大脱走、タワーリング・インフェルノと、大スターと共演した時にこそ、光り輝く理由のひとつが分かりました。彼の些細な動きです。些細な動き、仕草こそがマックイーンの真骨頂。それがよく分かりました。

やはり、マックイーンに関しては少しの感想だけでは終われない自分でした。

koolhand
関連記事
スポンサーサイト



コメント

コメントがありません。

  • Jay
  • URL
確かに

コレクターなのでしょうがないです。でも時間があれば極力見る様にはしてます。最近、2時間以上はキツイです。

  • koolhand
  • URL

何故に購入しているのに見ていないのか?

それは、コレクターだから!(笑)

沢山の映画を見たり、音楽を聴いたりする時間が至福の時なんですが、聴かない、見ない物が存在している事が、自分自身も含め、とても不思議に思えるんだよなぁ。

  • Jay
  • URL
せんうんです。

DVD持ってるけどまだ見てない(戦う翼もまだ)。マックイーンの昔の戦争もので見たのは突撃隊と大脱走。大脱走は何度も見てるので置いといて突撃隊(ドン・シーゲル監督なのに)は?でした。白黒だしコンバット見てる感覚になります。途中、ジェームス・コバーンが火炎放射を背負って敵陣に行く途中にボンベに弾が当たって爆死してしまいますが 何故か笑ってしまいました。最期はお決まりのパターンで終わった後、ナンじゃこりゃでした。

コメントの投稿








管理者にだけ表示を許可する

トラックバック