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音楽

2013年度16枚目『『J.BOY/浜田省吾』 (1990年再発・中古)

j_boy1986.jpg

ディスク:1
1. A NEW STYLE WAR
2. BIG BOY BLUES
3. AMERICA
4. 想い出のファイヤー・ストーム
5. 悲しみの岸辺
6. 勝利への道
7. 晩夏の鐘
8. A RICH MAN’S GIRL
9. LONELY-愛という約束事
10. もうひとつの土曜日

ディスク:2
1. 19のままさ
2. 遠くへ(1973年・春・20才)
3. 路地裏の少年
4. 八月の歌
5. こんな夜はI MISS YOU
6. SWEET LITTLE DARLIN’
7. J.BOY
8. 滑走路-夕景

なぜ今頃『J.BOY』なのか?

先日TSUTAYAの会員証の更新が来ていました。
その特典で「旧作CD・DVDどれでも1枚無料」というのがあり、それを利用して『J.BOY』をレンタルしたのです。
ここは通常は旧作CDの割引がなく、CDは他のレンタル店を利用しています。
ただそこには『J.BOY』がないのです。と言うか浜田省吾自体がないのです。
もしかすると、他のジャンルに分けられているのかもしれませんが。
TSUTAYAも「歌謡曲」に分けられていましたから。

『J.BOY』をレンタルしたのはいいのですが、問題が一つありました。
CDに焼けないのです。
理由はCDエクストラだからです。自分のPCの資料をみた限りでは、CDエクストラも焼けるとなっていますが、必ず失敗するのです。他のCDエクストラでも同様です。
「まぁ、音源だけあれば。」と思いiTunesにインポートしました。

約25年ぶりぐらいに聴きました。
当時(高校生の頃)、初めて聴いた時に「スゴイ!!」と思いましたが、今聴いても「スゴイ!!」。
曲目をみてみると、大学時代に浜田省吾を聴いていた頃に聴いていた曲ばかり。
思い出に浸りながら聴いていたのですが、なんか気になる事が出てきました。
Amazonで『J.BOY』を検索すると、僕がレンタルした1999年再発売(再々発売?)が出てきたので、そのレビューに目をとおしました。
概ね「名作だ。」とか、その類のいいレビューが多いのですが、少数ではありますが低いレビューがあったので、それが気になり読んでみました。
「1999年に再発売した際、リマスターとリミックスを施した。」との事なんですが、そのリマスターとリミックスがオリジナルにかなり手が加えられているらしいのです。
僕は、当時数回しか聴いていないので、オリジナルとの違いがどんなものかわかりません。
今ではオリジナルをレンタルする事はほぼ不可能です。
僕は、思い入れがあるオリジナルが聴きたくなり、探してみました。
手が加えられていない、最初に発売された1986年盤、再発された1990年盤をAmazonを。
探したところ、帯付きで値段も手ごろなモノが1990年盤でありましたので、迷わずポッチとしました。

商品の到着する間、この『J.BOY』の違いを前の会社の浜田省吾ファンの同僚にメールでたずねたみたのですが、知らないということでした。
浜田省吾の事について、数回のメールのやり取りをし、『J.BOY』への期待が高まっていきました。

商品が到着し、早速ミニコンポで聴いてみました。
なんとオープニングから違います。
レンタルした1999年盤は音圧が上がっていて、低音も豊かになっています。
オリジナル盤はデジタル・レコーディングのせいかどうかわかりませんが、音圧はやや低いもののクリアなので、ボリュームを上げてもノイズはなく、とてもキレイに聴こえます。
オリジナル盤を聴き進めていくうちに、一番聴きたかった「路地裏の少年」になりました。
正直がっかりしました。
この曲は、大学生のころから好きで何回も聴いてきたのですが、それとはチョッと違う気がします。
この曲は数ヴァージョンあるので、もしかしたらアルバム『J.BOY』(1986年盤)に収録されているモノとは違ったのかもしれません。
どこにがっかりしたのかと言うと、歌いだしの所の「真夜中の~」の「の」の部分に、おそらくシンセサイザーの音だと思うのですが、その音が変と言うかイヤなんです。
1999年盤はこの曲はシンプルになっていて、僕の聴いてきた「路地裏の少年」に近い。
だけど1999年と言えばもう社会人になっているし、「路地裏の少年」もほとんど聴いていない。
という事は、デビュー・シングルかこの曲が収録されているアルバム『生まれたところを遠く離れて』等々でしょう。
まぁ、だからと言ってこのアルバムの評価が変わるわけではありませんが...

『J.BOY』は1986年盤と1999年盤のアレンジが違う為、色々と評価はありますが、このアルバムをどの様な状況で聴いたかだと思います。
1986年盤もしくは、1999年盤しか知らなければ、★5つ(たぶん)でしょう。
一番評価が分かれてしまうのが、1986年盤を聴いて1999年盤を聴いた人でしょう。
当時『J.BOY』はすごく愛されて聴かれたと思います。それが、こんなに変わってしまうなんてって感じでしょう。
僕は、当時2、3回しか聴いていないので、そんなに評価を下げるってことはないのですが、愛して聴いてきた方々にはショックだったのでしょう。

このアルバムを聴いた経緯は後日触れる機会があれば書きたいですが、書く気になるでしょうか?
たぶんなると思います。僕に浜田省吾と言う人間を叩き込んだアルバムですから。
それでは、後日...

ROSE
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