
トム・ハンクスは演技力もあるのだろうが、本当に作品に恵まれていると思える内容。キャサリン・セダ・ジョーンズも役得過ぎ。ラストまで爽やかな風が吹いている素敵な映画です。監督のスピルバーグ、音楽のジョン・ウィリアムズにも拍手です。
アメリカ人は注意書を読まないからと、悪戯する清掃員のおじさんがラストまで人間味溢れる良い人でした。ディナーの時には器用な芸まで披露するし(笑)
トム・ハンクス演じる異邦人ナボルスキーを取り巻く人達も一癖ある人、影がある人、規則命令に従順は人などなど、何かに縛られているのだが、基本良い人達で、ナボルスキーと触れ合う事によって、徐々に良い人が顔を出してくる。
空港内で働く人々の色分けも演出が効いていて面白い。空港管理警備側はアメリカ人、空港内ショップで働く人達は異国人と、劇中、吉野家まで出して表現しているから、ナボルスキーと、その仲間の存在が際立っていました。
ヤギの話でナボルスキーは空港内の英雄になるのだが、この件は号泣、感動しました。ゲート67の住人ナボルスキーは愛すべき人物像です。
koolhand
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