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フェイク

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パチーノ主演で70年末が舞台のヤクザ物とくれば鉄板な内容。そこにジョニー・デップが絡むと知り期待は膨らみます。
「上の者は常に正しい。ヤクザのルールだ。」とパチーノ演じるレフティが兄弟分、ブラスコ演じるデップに説く。それならば、我が奉公先はヤ○ザな会社だ(笑)

「つまり、どんな時もクソ喰らえと言う」、「上納金を納めないと殺される」など、言葉や描写にアウトレイジが浮かぶ場面も。レフティはうだつの上がらない中堅ヤクザ、そのレフティに近づくブラスコは実はFBI覆面捜査官。ブラスコはレフティの事を知れば知るほど、友情が深まり苦悩する。友や仲間、義理人情を大切にするレフティは最後の最後まで弟分のブランコを気遣う。

音楽も懐かしの70年代末の曲が沢山流れたが、なかでも、「ディスコ・インフェルノ」が流れると、「ナッシュ・ブリッジズ」を思い出した。

ラスト、自身の死を確信したレフティが身辺整理をして、家のドアを閉めるシーン。男の哀しい決意にグッときました。名作として人に勧めたい映画です。

koolhand
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