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続・80’sのひとり事

『海を感じる時』/中沢けい


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『海を感じる時』が、僕の目の前に出てきたのは、Facebookのタイムラインでした。
それは、直接ではなく「湯布院映画祭」の案内の中にありました。
「湯布院映画祭」は別として、映画に関することがタイムラインに上がるのは、「何それ?」ってのが多いです。
『海を感じる時』のリンクがはってあったので、クリック。
そこに入るとすぐに、映画の予告編がながれるようになっている。
『1978年に“文学上の事件”と評された』『18歳の現役女子高生が描いた衝撃の問題作』と字幕が出てくる。
その後に予告が続くのですが、男と女のからみが激しい。
ただそれだけだと、ただの『そんな映画』なのですが、しばらく考えてみると、1978年にそんなことを小説で発表したこと自体が“事件”だったのだと思いました。

僕は、原作本を探してみました。
その本は、Onlineで探してみましたが何処にもありませんし、近所の書店にもあるはずがありません。
最後の手は、街の中心部にある、たぶん僕らが住んでいるところでは最大級の書店にいくしかないと思いました。
そう思っていた矢先、街の中心部に行く機会がありました。
そこの近くには、また書店があり、規模はふつうですが、中古本があります。
古い本なのでそこをみてみることにしました。
すると、中沢けいさんの本が少しばかりあります。
彼女のことは調べていないので、どの本にも手を出せずにいましたが、「仮寝」が108円だったので失敗してもイイと思い手にしました。

その最大級の書店につくと、『海を感じる時』検索機で調べてみました。
どれも「在庫なし」や「絶版」という文字ばかり。
「やはりないのか。」と思いながら、検索に出てきた下の方もみてみました。
すると、あったのです。
ただし、『海を感じる時/水平線上にて』の2本立てでした。
この存在は、知っていたのでこれでいいと思い購入しました。

家に帰り、寝る前に読むことにしました。
書き出しが、いかにも僕が好きそうな書き出しです。
その日には読み終わらず、次の日も読みました。
そうすると、あっけなく終わってしまいました。
100ページぐらいしかないのですから当たり前といえば、当たり前ですが...
あっ、内容があっけないと言うことではありませんから、念のため。(笑)

本の内容と、映画の予告には違いがありました。
あまり多くは語りませんが、本はそんなにと言うか、ほとんど男女のからみはなかったということです。
ただ、1978年の時代にはこれでも十分衝撃的だったのでしょう。
なので、映画はこの原作を中心にして、脚色されているのだと思いました。
事実「キネマ旬報」に、そのように書かれていました。
そして、30年前にも映画化の動きがあったようです。
さらに、その時と脚本は殆ど変っていないとのことでした。
さらに、さらに、その頃の男優さんではイメージが合わないということで、流れていたようです。

普段僕は、極力予告や映画の情報を仕入れないようにしています。
しかし、今回はどうしても原作が読んでみたくなり、本を購入するに至りました。
さらに、原作と映画が同一ではないことが、『海を感じる時』に対する思いが強くなりました。
僕らの街では、1ヶ月遅れでロードショーになります。
下手するとこの手の映画は、すぐ終わってしまいそうなので、封切られたらすぐにいきたいと思います。
その時はまた、ブログにあげたいです。

ROSE

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