
45歳の今も若者に交じり輪の中に入っているのですが、何とも言えない空気を感じる事が増えた自分は主人公2人の控えめな切なさが良く分かる。
最早、自分自身その年齢に近くなっているんだと見ていて胸が苦しくなりました。
ホフマン演じるハーヴェイの元妻役は何処かで見た事がある。調べると自分が見た映画では、「美しい人」でした。離婚した妻の再婚相手と共に娘の結婚式に出る、家族を守れなかった、結婚生活を続ける事が出来なかった事を悔やむハーヴェイが、ロンドンで恋に落ちる。
その出会いは素敵過ぎて(ご都合良すぎて)非現実感が少し残念なのですが、エマ・トンプソン演じるケイトとハーヴェイの掛け合いが見ていて微笑ましくなる。
秋のロンドンの美しい風景、そして素敵な音楽と大人な雰囲気が嫌でもラブストーリーを盛り上げてくれます。
「諦める方が楽なの」というケイトに、「今が幸せのラストチャンスだ!」と言いケイトの元に向かうハーヴェイ。それを応援する彼女の同僚も素敵だ。「まるで見当つかないけど頑張る」。ハーヴェイのような優しいけど力強い男を目指したい。
エンドロール後も小粋でしたね。
koolhand
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