
クリスチャン・スレーターが社会に馴染めないサラリーマンを演じると書いてあり興味を持って録画しました。原題はHe Was a Quiet Man。
“クワイエット・マン”が恋い焦がれるマドンナ役に、バウワーの娘、24のキム(エリシャ・カスバート)が出演しています。
誇大妄想男のサクセスストーリーと言いたいところだが、所々に歪みがあり妄想のなかに、現実の自分(自己顕示欲の塊)も登場している。“クワイエット・マン”こと、ボブは果たしてグッドガイなのか、バッドガイなのか…
孤独で冴えない男は毎日妄想を繰り返している。嫉妬や憎悪が銃乱射や会社爆発といった妄想を駆り立てている。そして、それは実際の出来事となるのだが…
会社の同僚を銃弾から救ったのは架空人物コールマンか、空想上の彼女か、喋る金魚か、それとも車椅子の手を離す事が出来ないボブ自身なのか?
後味悪いラストを見終えた後、暫しこの男について考えましたが、頭の中ではスティーリー・ダンの「ディーコン・ブルース」が流れていました…
koolhand
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