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続・80’sのひとり事

勉強しない奴は、冒険を恐れる


越境者 松田優作/著 松田 美智子



自分達の世代にとってはカリスマと言っても間違いない故 松田優作さん。平成元年に亡くなってもう20年経とうとしているのだが、今もファンを増やし続けているこのカリスマを前妻の立場から松田 美智子さんが書いた面白いノンフィクションの本。

今までどちらかというと松田 優作さんは、妻である松田 美由紀さんから見た彼が語られることが多かった。彼に関しては本を読んでいるわけではなかったので、自分の中ではTVで松田 美由紀さんが語る松田 優作さんが、私生活の部分ではイメージとして出来上がっていた。この本は、どちらかというとそのイメージを崩してくれる。けっしてそれがスキャンダラスな訳ではなく俳優 松田 優作の家庭での顔を見せてくれる。この本の中で晩年、彼が宗教と向かい合っていたと書かれていたがどうなんだろう。彼のイメージとは違うのだが、病気がその宗教を考えることを欲したのかもしれないと読みながら思った。

タイトルの言葉は、前に『どんな場にいても、アンテナを張っていなければ駄目だ』という言葉も入るのだが、この言葉どの仕事にも当てはまる事で、分かっていても難しい事だと思う。これが、皆出来ていれば良い仕事が出来るので・・・彼は、映画やドラマを創るうえで共犯者を欲したのだろうが、ただパートナーに選ばれた人はキツイだろうと思わされた。その共犯者に選ばれた脚本家の丸山 昇一さんが彼が亡くなったことを知った時にガッツポーズをとった程、彼が丸山さんを追い込んでいたのはこの本を読んでいると自然に理解できる。彼が多くの事に真面目であるがゆえの息苦しさが生活の中で多く出ていたのだろうと思う。本を読んでいるとそう思った。

まだまだ書きたい事はあるのだが、とりとめがなくなりそうなので

Palerider

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