
「リチャード・ジュエル」に続き彼女と2人だけの鑑賞を狙っていましたが
もう一組カップルがいて4名での鑑賞となりました

「格差社会」がテーマ
階段や坂道を上がったり下がったりするシーンが意図的に盛り込まれていて上る=富裕層
下る=低所得層という流れが嫌でも植えつけられる
また「格差」を「匂い」で表現しているのも凄い
身体に沁みついた生活臭までは誤魔化せないと思い知らされる
一家でパラサイトに成功したのだが既に家には前客がおり一家と同じ穴の貉と知る頃から
一家は破綻の道へと…
そして無計画が仇となり衝動的な行動を取る父親
格差は心まで貧してしまい大惨劇となる
ラスト、感動の再会を夢見るが低所得層のままで終えるであろう長男の姿が苦々しい

後味悪いが凄い映画を見た
名作というより怪作だ
アンコール上映で「セッション」があるらしいがコロナで営業続けれるのだろうか…
「セッション」の感想です!


koolhand
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