監督:ヴィム・ヴェンダース
日本公開:1987年

ある日部室で、議論が行われていた。
『ベルリン・天使の詩』が、面白いか面白くないか?
映研なので、そんな議論があっても可笑しくはないけど、その中心にいた人物が...
一方はミニシアター系、そしてもう一方は商業系。
因みに、この頃の僕はこの中間にいた。
正直、「お前が観たの?」と思った。しかし、面白くなさを熱く語っていたのが忘れられない。(笑)
観なくてもよかったのだろうけど、あいつが熱く語るんだからという事で、学校帰りに観に行った。
正直僕は、商業系の方に傾いていた。
「なんだ、これ?」
う、2時間ももたないかもしれない。
しかし、ピーター・フォークが出てきた辺りから、話が面白くなってきた。
そして、最後あたりで映像に色が付いてきた。
あ、言い忘れていました、ほぼ白黒映画なんですよ。
そしたら、ワーってなってしまって。
こんなに美しい映画があっていいのかと思ったのでした。
この約半年後に、ベルリンの壁が崩壊するんですけど、その様な事が起こっても不思議ではないと思わせる映画でした。
映画 『ベルリン天使の詩』 予告
ROSE
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コメント
コメントがありません。
Paleriderへ。
何時もは、内容にほとんど触れないんだけど、流石にこの映画は、ストーリーに触れないとと。
この文章で、「最後まで観ないとわからない。」と、悟ったところが凄い。(笑)
次は、気合いを入れて、観てみてね。
本当、最初はつまらないから、そこを乗り気ってね。
間違っても、リメイクの『シティ・オブ・エンジェル』で、妥協したらあかんで~!
1回観てみようと思い
CSで観ていたのですが
30分でチャンネルを変えていました。
そうか・・
最後まで観ないと
この映画の面白さ解らないんだ(笑)
反省です。