
歌手:ピチカート・ファイヴ
曲名:日曜日の印象
リリース:1988年
作詞作曲:小西康陽
当時付き合っていた彼女からピチカート好きならこのアルバムも聴いてみてと
渡されたカセット・テープが「ベリッシマ」
ひとり暮らしをしていた自分の家から彼女の家まで毎週末車で送っていた頃
カーステで繰り返し聴いていたので夜の街並みにとても合うアルバムだった
いつものように彼女を送った帰り、何気に歌詞に惹きこまれた
年をとって
ずるい顔になって
ただひどく
くたびれている
鏡の中のありふれた男
ありふれた話
ありふれた日曜の午後
20代中頃となり将来を考え始めた頃なので余計に引っかかった

バスルームに
鍵をかけたままで
もう誰もぼくに逢えない
これでさようなら
ひげを剃り終えた
ありふれた男
ありふれた話
ありふれた日曜の午後
「あっ!」と、大きな声が出て動揺した心を落ち着けるよう路肩に車を止めて
暫くオレンジ色の街灯下で物思いに耽っていた

koolhand
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