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音楽

井上陽水 プロローグ



物心がついた時からテレビで、井上陽水の事はなんとなく知ってはいた。

しかし、彼の曲を真剣に聴いたことはない。

彼の事で印象に残っているのは、あるテレビ番組に出演した際のインタビュー。
「今、斉藤由貴さんが『夢の中へ』を歌ってヒットしていますが、どの様に思われますか?」の問に、「あの方の様な人(アイドル?)が歌えば、ヒットしますよ。」みたいに答えてたような記憶がある。

何か気難しい人だなぁと思ったが、確かにあの頃の斉藤由貴が歌えば、間違えなくヒットすると僕も思っていた。(多分オリジナルは、この時点ではまだ聴いていない。)

そして、『少年時代』をリアルタイムで聴いた。
美しいメロディーに、懐かしさを感じる歌詞たち。
この人はこんな曲を書くのだなぁと。

そこから陽水に興味が湧くのだけれど、まだまだ他の曲を聴くに至らなかった。

そうそう『氷の世界』が、日本初のアルバム・レコードのミリオンセラーというのは、何処かで聞いたような気がする。

そして、今。

心身の状態が悪くなり、家に引きこもるようになると、今までと違った音楽を聴いてみようと思うように。
「そうだ、『氷の世界』を聴いてみよう。」と。

どうしても外せないの用事のついでに、その近くの中古レコード屋を覗いてみた。

ジャケットや、歌詞カードに難があるけれど、盤は非常に綺麗で約40年前のモノとは思えないくらい。

家に帰り早速レコードに針を落とした。

The Beatlesの『Please Please Me』を聴いた時と同じぐらいの衝撃を受ける。
そして、ここから井上陽水の沼にハマっていくことになる。

4th『氷の世界』(1973年12月1日)に、つづく。

ROSE

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