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4人がそれぞれの想いを綴ります

井上陽水 『断絶』(1972年5月1日発売)

アンドレ・カンドレとしてデビューしたが芽が出ず、井上陽水として名前を変えて再デビュー。
『断絶』がその1stアルバムになる。



『断絶』と聞いて、凄いタイトルだと思った。
アルバムの曲中にある出来事に加え、父親と約束を守らず音楽で成功しようとしまいと、音楽で生きていく意志の現れだろう。
このアルバムののキーワードは、「やさしさ」だと思う。

Side A
1.あこがれ
オルゴールの優しい音色で『断絶』は始まる。
これが昔の人の、男性が女性に、女性が男性にもった「あこがれ」だったと思う。

2.断絶
怒りを込め、声を張り上げて歌われていく。
今も、昔の父親も、娘の事をその様に思っているのだろう。

3.もしも明日が晴れたなら
一転して優しく歌われていく。
シンプルなアレンジが、一層そう思わせてくれる。

4.感謝しらずの女
カウントから始まる、ロック調の歌。
陽水は以前こんな事を、言われた事があるのかなぁ。
「ありがとう」は、大切な言葉。

5.小さな手
陽水の曲は、結構女性の視点からの曲が多いように感じる。
この曲を聴いていると、音楽の幅が相変わらず広いなぁと。

6.人生が二度あれば(1stシングル)
フォーク調で、年齢を歌うのは何処かで聴いたことがあると思っていたら、「まりちゃんズ」のあの曲!!
陽水が両親を見て(?)想ったのだろうか。
次は、仕事(家事・育児)だけでなく、ゆとりの過ごして欲しいと感じたのだろう。

Side B
1.愛は君(1994年にシングル・カット)
彼女の事を唄った曲。
珍しくサビの繰り返しが多い。

2.ハトが泣いている
ホーンセクションが導入されている曲。
人間をハトに例えているのか、着眼点が面白い。

3.白い船
彼の歌で多く取り上げられる色は白の様な気が。
陽水の(元)彼女は海外でも行ったのだろうか。
直接歌われないが、他にもそう思わせる曲があったから。

4.限りない欲望
始まりは小さな欲望から、人生の欲望へと移っていく。
妻に飽きるのが、顔とかではなく指というのがユーモアがある。

5.家へお帰り
一日の終りを、歌詞・メロディとも優しく歌われる。

6.傘がない(2ndシングル)
彼を代表する一曲。
日本の社会情勢を唄っているのだけれど、当時の若い人の政治への無関心さを唄っているが、今の現代につながるものがある。

次につづく。

『陽水2センチメンタル』(1972年12月10日)

ROSE

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